36.ゆきのいろ
作詞:新藤晴一
作曲:新藤晴一
暗い部屋の壁に掛かる一枚の絵
泣いたり笑うたび塗り重ねてきた
綺麗な色ばかりじゃない僕の絵に
雪のような君の姿 どう描こうか
僕は指先を汚したまま突っ立ってる
こんな手で触れたら消えてしまわないかな?
殴り書きのままだった僕の未来までも
とても意味があるような気持ちになる
今 君がいるだけで 全部がうまくいきそうで
進んでゆける
誰かにひどい言葉 投げつけられ
破り捨てそうになった時もあったけれど
大切なものは確かで そんな簡単に
穢されはしないとどっかで感じていた
愛でるでもなく 飾るでもなく
何気なく過ぎる日をありのままに写して
降り注ぐ光の中で どんな君に会えて
あとどれだけの表情を 見つけられる?
温めた掌で 新しい色を乗せるよ
交わるレイヤー
雪の色は何色だろう?ただの白じゃ冷たくて
この街を覆う雪はどこか暖かく見える
自分ではどうしようもない 縺れあった昨日を
丁寧な手順でそっと解いてくれた
迫る夕闇の底 沈んでしまわないように
殴り書きのままだった僕の未来までも
とても意味があるような気持ちになる
今 君がいるだけで 全部がうまくいきそうで
進んでゆける
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